疲労測定システムの開発協力
Windowsパソコン向け交通安全管理システム
「FHM Safety for Windows」開発協力
過去の事故の経験から、ドライバーの疲労の管理を客観的に行える方法を探していた時に、携帯電話向けに疲労度を測定するソフトウエアを開発した記事を見て、開発元(現フリッカーヘルスマネジメント株式会社)に、業務用の計測ソフト開発をお願いするとともに、仕様決定等に協力し、遂に完成したのがFHM Safety です。
販売:株式会社トライプロ 疲労度測定管理システム-fhm-safety/
導入の効果 (日本交通心理士大会2014で報告)
デジタルタコグラフで急減速(12km/h以上の減速)が1日に1回発生したドライバーの当該日の朝のフリッカー値、2回発生したフリッカー値、ゼロ回のフリッカー値との間に図のような、相関がみられました。
この結果から、朝の時点でフリッカー値が低い(=疲労度が高い)と、その日に、急ブレーキを踏む事態(ヒューマンエラー)が発生する危険性が高い事を類推できると考えます。出発前にドライバーにリスクの高さに気づいてもらうことで対策行動の実行を期待できると考えます。